おはようございます！
まちかど塾 生駒さつき台校です。
まちかど塾は小学生から高校生まで、みんなが通える塾ですが、
中学生は地域柄、特に大瀬中学校の生徒が多く、
みんな入試に向けての勉強や、
定期テストで高得点を取るための勉強を、
毎日頑張っています。
今回は2022年の中学2年生が受けた１学期中間テストの社会について分析しました。
ぜひ参考にしてみてください！
この記事を読むと・・・
・定期テストでどんな問題が出るかが分かる！
・この前自分が受けたテストがどうだったか分かる！
・点数を取るための効率の良い社会の勉強法が分かる！
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問題構成
具体的な問題を見ていく前に、まずは全体の大問構成を見てみましょう。
今回の中間テストは8つの大問からなるセットでした。
今回は日本地理がメインになる回でした。
地理の基礎として重要な語句に関する問題や、
定番の記述問題などが多く出題されていました。
入試問題としてもよく扱われるテーマが多く、
非常にためになる問題群でありました。
では、それぞれの大問を細かく見ていきましょう！
大問1 日本の工業（9問）
大問1は広く日本の工業に関する問題でした。
文章穴埋めや資料読み取りなどの様々な形式の小問が組まれていました。
鉄鉱石や石炭の輸入先（どちらもオーストラリアが第1位なのは様々な問題で関わってきますね）についての問題や、
各種工業地帯の工業出荷額の内訳を選ぶ問題、
日本の発電量構成についての問題など、
入試や実力テスト、模試でも定番の出題が見られました。
登場する資料に関しては、
教科書の中では円グラフなど別の形態で書かれていた内容が、
テストでは表になっていたりして、
少し見にくくなったり、パッと見で分かりづらかったりしますが、
それも含めての資料読解です。
また、航空輸送に関する典型的な記述問題も出題されていました。
キーワードが設定されていますが、
何もヒントがなくても書けるようになっておくべき重要ポイントです。
大問2 日本の人口ピラミッド（3問）
大問2は日本の人口構成の変化についての問題でした。
「人口ピラミッド」という用語を答えさせる問題から、
高齢化社会、
及びそれに関わる問題を問う
出題構成でした。
人口ピラミッドについては、
本問ではすでに順序よく日本のかつてのピラミッドから今のピラミッドまでが並んでいますが、
それを並び替える問題もできてほしいところです。
また「団塊の世代」や「ベビーブーム」などの用語も、
よくよく小問に絡んできますので、ここで押さえておくべきです。
大問3 日本の地形（9問）
次の大問3は地形についての問題でした。
造山帯の名前を答える、世界規模の話から、
日本の周りの海流や海溝、
それに雨温図や季節風の話など、
多様な切り口から小問が組まれていました。
雨温図の読み取りについては、
冬の降水量が多い、日本海側のそれを選ぶものであり、
一番分かりやすいタイプの問題でした。
入試や実力テスト的には、
一般に6つのタイプに分けられる日本の雨温図とその地域を、
適切に選べるようになっておきたいところです。
本文では、合わせて、日本海側の雨温図になぜそのような特色が現れるのかを記述させる問題が出題されていました。
これもキーワード指定の問題ですが、
何もなくても自分で必要な要素を組み込んだ
記述が書けるようになっておきたいところです。
大問4 日本の農業・漁業（4問）
大問4は日本の農業・漁業についての問題でした。
まずは、米、野菜・いも類、果実、畜産の4つについて主な生産作物の出荷額の割合を、
日本の各地方で分けた資料を見て、
米に当てはまるものを選ぶ問題からスタートしました。
ズラッと並ぶ数値と地方名を見て、
なかなかうんざりした人も多いのではないかと思います。
「米」から連想して、
どこの地域が多いはずか先に予想をつけながら資料を見ていくのが大事です。
（塾ではこれを「方向性を持って資料を読む」と読んでいます）
続いて、促成栽培とその利点を説明する問題や、
漁業の種類に関する問題が続きました。
学校の先生的にも、もっと聞きたい事項がたくさんあったと思いますが、
50分のテストボリュームにしないといけないので、
この大問もかなり問題が絞られています。
他にもいろんな小問が想定できるので、
今回高得点が取れた人については、
「他に自分が問題を付け加えるとしたらどんなことを問うか」
ということを、知っている知識から考えるのも有意義です。
まちかど塾の定期テスト対策では、このように生駒市立大瀬中学校の問題を研究した成果を活かしています。
中間テスト・期末テストでできるだけ点数をとって、内申点・実力を高め、
行きたい高校に合格できるよう勉強を進めていきましょう！
大問5 地形図と調査（6問）
大問5は地形図に関する問題でした。
大瀬中学校の周辺の実際の地形図をもとに問題が組まれていました。
地図記号や等高線についての知識問題の他、
縮尺の計算問題や、
地形図上での2点の方位の読み取りなど、
地形図独特の問題が出題されていました。
また、最後の小問は周辺の地域調査についての問題でした。
調査を行っていく手順として正しくなるように並べ替える問題ですが、
知識事項としては盲点になっていた人も多いはずです。
その場で考えても正解が導けますので、
このような問題に対して諦めないことも大事です。
大問6 地形図の読み取り（3問）
大問6も、地形図に関する問題でした。
同じ地点の1984年の地図と2022年の地図が縦に並んでおり、
それぞれの変化について問う問題でした。
地図記号についての知識や、
「説明しなさい」問題に耐えうる記述の力が求められました。
また、最後の小問は文章で書かれた情報を頼りに歩くと
地図上のどこにたどり着くかを問うという
面白い出題となっていました。
大問7 日本の領土（4問）
大問7は領土についての問題でした。
まずは「領土」「領海」「領空」などの基礎用語や、
「12海里」「200海里」と重要な数値を答えさせる
領土についての一般的な問題が続きました。
続いて、日本の最北端から最南端まで、4方位の最端地を選択する問題や、
沖ノ鳥島の護岸工事に関する定番の記述問題が見られました。
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大問8 都道府県と県庁所在地（5問）
最後の大問8は都道府県とその県庁所在地を答える問題でした。
A〜Eまで都道府県が指された日本地図が与えられ、
それぞれの地点の県名と県庁所在地を答えさせる問題でした。
「埼玉県」の「さいたま市」（ひらがな！）のほか、
「島根県」の「松江市」と「愛媛県」の「松山市」という
ややこしい組み合わせであったりと、
なかなか難しいところを突いてくる問題でした。
47都道府県については、その位置と県庁所在地はマスターしておきたいところです。
また、特に私立高校の入試問題では都道府県の「形」をもとにした問題なども
度々見られます。
歴史に関わる分野としては、代表的な旧国名も知っておかないと
解けない難問もあったりします。
このように都道府県に関する問題ついては
実は非常に奥が深いのです。
まちかど塾の定期テスト対策では、このように生駒市立大瀬中学校の問題を研究した成果を活かしています。
中間テスト・期末テストでできるだけ点数をとって、内申点・実力を高め、
行きたい高校に合格できるよう勉強を進めていきましょう！
大瀬中学 1学期中間テスト中2社会 まとめ
いかがでしたでしょうか。
入試や実力テストに向けて、よく出る問題が集まった、
非常に良い問題セットのように感じました。
このテストで良い点を取ることが、
内申点だけでなく、入試における実力としても
大きな力につながってきます。
対策をまとめると以下のようになります。
まずは、当然ではありますが、
範囲の中に登場する基礎的な用語についてはしっかりマスターしておきましょう。
一問一答的に問題から答えられるようにすることに加え、
逆に聞かれても、
すなわち、用語からその意味を答えなさい、と問われても
大丈夫なように備えておくことが必要です。
また、資料の読み取りについては差がつくポイントとなっています。
特徴的な数値（1つだけ他より比べてかなり多い、など）や傾向は、
その理由も含めて知っておきましょう。
読み取って記号選択する問題の他、
そもそもその理由を記述させる問題も多数出題が予想されます。
実際に記述の文章を書いてみたり、自分で口にしたりしてみて、
迷いなく書けるようになっておきましょう。
まちかど塾では、
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